結構ええやん!このシーバスルアー【セットアッパー 125S-DR】

close up shot of a fishing reel
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正式名称はショアラインシャイナーZ セットアッパー!

もともとは河川や河口に潜む、シーバス(スズキ)を狙うルアーとして作られたものでしたが、青物がよく釣れると話題になり、いつからか青物狙いのルアーにも使用されるようになりました。

投げて、ただ巻くだけでもしっかりアクションしてくれるので、初心者の方でも使いやすいルアーとなっています。

フィッシュイーター(小魚を捕食する魚)であるシーバスや青物は、10センチ前後のマイワシをベイト(エサ)としていることが、多いです。

セットアッパー125S-DRの大きさとルアーアクションは、まさしくこのマイワシに似ていて、そこに青物が潜んでいたら、ガンガン食いついてきます。

捕食しているベイトとルアーの大きさや形がほぼ同じことを釣り用語で『マッチザベイト』と呼びますが、まさしくこの状態になります。

特に、朝マズメと夕マズメに限っては、セットアッパー125S-DRだけを投げておけば良いのではないか、というくらい好反応を示してくれます。

いろんな種類はあるが。。。。125S-DRの一択か

セットアッパー125S-DRは「ミノー」と呼ばれるルアータイプで、ルアーが水中に潜ってアクションしてくれます。

重さは26gです。

キャストしたら重心が後方に移動するオモリが、ルアー本体の中に内蔵されているので、飛距離を稼いでくれます。

セットアッパーのS-DRシリーズは『97S-DR』、『110S-DR』、『125S-DR』、『145S-DR』の4種類があり、数字の部分はルアー本体の長さを表しています。

『125S-DR』だと125mmの長さということになります。

S-DRは『(S)シンキング(D)ディープ(R)ライナー』の略称で、「深く潜ってアクションを行う」という意味があります。

セットアッパーのS-DRシリーズは、ルアーの口の下からティップと呼ばれる、水流を受けるプラスチックの受け皿が張り出しています。

このティップ部分に水を受けることで、水深2m前後の層をキープしながらルアーを引いてくることができます。

また、長いティップはルアーの浮き上がりも防止してくれるので、水面に飛び出すこともなく、非常に使いやすいルアーになっています。

リップが長いルアーにありがちな重たい巻き抵抗はありません。軽い力で巻くことができました。

7センチクラスのバイブレーションと同じくらいの引き抵抗といったところでしょうか

ブリブリ動くというより、キビキビ動くという表現が合っていそうです。

詳しい使い方はこの動画の3分18秒辺りから説明されていますよ👇

初めて使ってみたときにも感じた部分ですが、やはりセットアッパーの遠投性能はすごい。

向かい風で投げても風を切り裂くように飛んでいきました。

ルアーのケースにもさりげなく書いていますが、結構な飛距離です!

MAX 79.5m。。。。(ハッキリ言って飛距離は正義です)

素晴らしいの一言です!

特に風が強いことが多い磯や沖堤防など、外洋の釣りで重宝するはずです。

巻き抵抗が強すぎないので、疲れることなく釣りに集中することができました。

ミノーが動いているブルブル感はしっかりと伝わってくるので、自分が何をやっているか判断しやすいのもポイント高いです。巻き心地はかなり軽いです。

驚いたのはかなりの早巻きにも対応する点。

ハイギアのリールで一秒間にハンドル3回転ほどのスピードでも問題なし。

リップの長いルアーは早巻きするとバランスを崩すものがありますが、セットアッパーはしっかりと泳ぎ続けてくれました。

早巻きでもバランスを崩さずに泳いでくれますが、スローに巻いてもフラフラと弱々しい動きを演出してくれます。

サラシの中で流れに任せてドリフトといったテクニックにも対応してくれそうです。

レンジキープし易いのが強力な武器になる

セットアッパーのDRは普通のミノーよりも少し深い所を通すことができます。

表層にベイトの群れがいるとすれば、ちょうどベイトの群れの下を引いてくることができるはず。

今回のようにサラシの少し下を引いて、しっかりと魚にアピールすることも可能です。

ルアーが着水した時、重心移動のウェイトは後ろに移動した状態です。

そのままでは水平でゆっくりとしたフォールが出ず、お尻下がりに真っすぐ落ちてしまいます。

キャスト後はウェイトを前に戻すために、ルアーを軽く引っ張ってからフォールさせる必要があります。

セットアッパーはシーバス用のミノーですが、青物狙いにもばっちりな性能を持っています。

元々シーバスをメインターゲットに作られていましたが、あまりにもよく釣れるので対青物用にフック交換をしたり、2フックにしてフックを太くしたりといったセルフカスタムが、全国の釣り人の間で行われてきました。

青物狙いならフックを交換して万全を期すのもありです。

がまかつのトレブルSPMHの#5の実績が高いようですよ!👇

完全に青物狙いならセットアッパー125LH(ランカーハンター)!

完全に青物狙いならセットアッパー125LH(ランカーハンター)もありかなぁと思います。

出典:ダイワ

ボディの見た目、サイズ、重量はそのままで2フック仕様太軸#3#4リングを装備したランカーサイズのシーバス、中型青物への対応性がアップしています。

まあ、全体に頑丈にしました!って感じです。

カラーは計6種類でそのうち2種がラトルイン仕様になっています。 ケイムラクリアシラスはスモールベイトパターンや場がスレた時に効果がありそうなカラーで早くも人気が出そうです。

ボディの見た目、サイズ、重量はそのままで2フック仕様になり、フックが一回り太く、大きくなったような印象を受けます。

ボディサイズはどの方向から見ても変わっておらず、絶対的信頼感のある125S-DRのボディがそのまま踏襲されています。

でも、シーバス狙いならば、3フック仕様の125S- DRかなぁ。。。。

しかし、私はLH(ランカーハンター)は今は使っていません。

発売当初は『おお、色々強化されて完全体やん!』と思って使っていましたが、

難点が2点
①アクション特性は3フック仕様の125S- DRよりややタイトなウォブンロール
②飛距離は少し飛びにくく感じる。

シーバスメインで考えると①のややタイトなウォブンロールは少しマイナス要因。

個人的な感じな感覚になるが3フック仕様の125S- DRの方がシーバスでは釣果がなぜか釣果が良い。(あくまで個人的です)

ちなみに青物スペシャルというのも発売されていますが
違いはこんな感じです。👇

青物スペシャル‥3フックのまま、フック(ST56 #6)とリング(#4)をやや太軸化 

LH(ランカーハンター)‥2フックにし、フック(太軸 #3)とリング(#4)をさらに太軸化  

私の場合はここまで丈夫にするなら青物専用のルアーを手配します。。。。。

以上 結構ええやん!このシーバスルアー【セットアッパー 125S-DR】でした。

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taroosaka
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