部屋の灯りを落とし、音楽を流す。
その瞬間、ふわっと立ち上がるように光が揺らめく――
BALMUDA The Speakerは、ただ音を鳴らすだけのスピーカーではありません。
「音を“魅せる”ためのスピーカー」です。
おおお、カッコイイ。。。
この記事では、実際に使ってみて感じた音質・デザイン・他社比較までを、
実体験に基づいて徹底的にレビューします。
■ 目次
🎵 BALMUDA The Speakerの基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | BALMUDA The Speaker(バルミューダ ザ・スピーカー) |
型番 | M01A-BK |
サイズ | 幅105 × 奥行105 × 高さ188mm |
重量 | 約1.0kg |
スピーカー | φ77mmフルレンジ |
連続再生時間 | 約7時間(充電式) |
通信方式 | Bluetooth 5.0(A2DP, AVRCP対応) |
接続端子 | AUX入力(3.5mmステレオミニジャック) |
価格 | 約38,000円(Amazon参考) |
ガラスシリンダー内で光が音に合わせて踊るデザインが特徴。
まるでライブ会場にいるかのような“視覚的没入感”が味わえます。
✨ 開封してまず感じた“存在感”
箱を開けた瞬間から、「家電」というより“アートピース”。
マットブラックの本体に、クリアなガラスシリンダーが際立ちます。
持ってみるとずっしりとした重み。
この密度の高さがBALMUDAらしい「高級感」を醸し出しています。
インテリアの中に置くだけで、空間が引き締まる。
シンプルなのに、圧倒的に存在感がある。
この時点で、“ただのスピーカー”という認識は消え去りました。
🔊 音質レビュー:広がりと抜けの良さが圧倒的
実際に音を鳴らしてまず感じたのは、「音が立体的に広がる」ということ。
77mmのフルレンジドライバーが上向きに配置され、
音が360°に広がる設計になっています。
リビングの中央に置くと、どの方向から聴いても音が均一。
部屋全体がふんわりと音楽に包まれる感覚です。
中音域の透明感は特筆すべきで、ボーカルの息づかいまでリアルに再現。
低音は過剰に響かず、自然な厚み。
クラシック、ジャズ、アコースティックなど繊細な音楽と非常に相性が良いです。
まさに「聴く」というより「空間を感じる」音。
💡 光が音に反応する“ライブ感”がすごい
The Speaker最大の特徴は、“光と音の融合”。
音に合わせて3基のLEDライトがリズミカルに点滅し、
まるで目の前で生演奏が行われているような臨場感を演出します。
しかも、この光は単なる装飾ではなく、
楽曲の波形にリアルタイムで反応しているため、
低音・中音・高音の変化が視覚的に伝わる。
夜に照明を落として使うと、
スピーカーから放たれる光がまるで焚き火のように揺れ、
音楽と共に“時間の流れ”まで変えてしまうような体験が得られます。
📱 接続性・操作性もストレスなし
Bluetooth接続は非常に安定しており、ペアリングも数秒で完了。
iPhone・Android・PCいずれもスムーズに接続できました。
AUXケーブル入力も備えているため、
アナログ機器やテレビと繋いで楽しむことも可能です。
操作ボタンは上部に3つだけという極限まで削ぎ落とされた設計。
誰でも直感的に扱えるシンプルさが魅力です。
🔋 バッテリー・持ち運び性能
フル充電で約7時間再生可能。
コードレスで家中どこでも使えるので、
朝はダイニングでジャズ、夜は寝室でクラシック――そんな使い方ができます。
ただし、防水仕様ではないため屋外使用は控えめに。
とはいえ、キャンドルのような光の揺らぎが屋内空間には完璧にマッチします。
⚖️ 他社スピーカーとの比較
製品名 | 音質 | デザイン性 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
BALMUDA The Speaker | ★★★★★ | ★★★★★ | 約38,000円 | 光×音の演出が唯一無二 |
Bose SoundLink Revolve II | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 約29,000円 | 重低音が強め・屋外向き |
SONY SRS-XB43 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 約27,000円 | 防水・重低音強化 |
Marshall Emberton II | ★★★★☆ | ★★★★★ | 約25,000円 | レトロデザイン・バランス型 |
この比較表を見ても分かる通り、
BALMUDAは「音質の純度」と「空間演出」で一歩抜きん出ています。
BoseやMarshallのような迫力とは別の、
“上質な静けさを楽しむ”タイプのスピーカーです。
🪔 デザインがもたらす“癒し”の効果
BALMUDA The Speakerの魅力は、音だけではありません。
照明を落とした部屋で音楽を流すと、光が呼吸するように揺れる。
このリズムが人の心拍数に近く、自然と心が落ち着くのだそうです。
「音楽を聴く」から「音楽に包まれる」へ。
その感覚は、まるで夜のカフェやバーにいるような静かな心地よさ。
家での時間の質を確実に上げてくれる家電です。
この動画なんかはこの商品のイメージを上手く伝えてると思います。👇
👂 実際に使って分かったメリットと注意点
メリット
- 音と光が融合した“ライブ体験”
- 音の立体感とクリアな中音域
- インテリアに映える美しいデザイン
- コードレスで設置自由
- シンプルで直感的な操作感
注意点
- 防水非対応(屋外では不向き)
- 低音重視の音楽にはやや軽め
- バッテリー駆動時間が7時間と短め
ただ、これらの「欠点」すらも“生活を静かに整える家電”としてはむしろ魅力。
必要以上のパワーを求めない人にとって、理想的なバランスの一台です。
🧘♀️ 使用シーンで変わる魅力
朝のコーヒータイムには、軽やかなアコースティックを。
夜には、静かなピアノやジャズを。
音に合わせて光が踊るだけで、気持ちまで整います。
音質だけでなく、“その時間をどう感じるか”まで設計されているのがBALMUDAのすごさ。
部屋に一つ置くだけで、生活そのものが少し豊かになります。
こんな感じで【ベランダキャンプ】での使用も楽しそうです。
🌟 結論:BALMUDA The Speakerは“感性を満たすスピーカー”
もしあなたが「音質」だけを求めているなら、他にも選択肢はあります。
しかし、「音を“体験”したい」と思うなら、BALMUDA The Speaker一択です。
流れる音とともに灯る光。
その一瞬一瞬が“心を整える時間”になる。
価格は約38,000円と高価ですが、
その価値は「聴く楽しみ」ではなく「感じる喜び」にあります。
家で過ごす時間を、もっと特別なものにしたい。
そんなあなたにこそ、このスピーカーをおすすめします。
以上 良きBALMUDAライフを。。。