今年から中学に上がる次男。小学生の時から勉強よりはソフトボールや軟式野球の方が得意な為、
勉強には過大な期待はしてはいない(笑)が、勉強環境だけは整えてあげようと思う次第。
特にデスクライトは種類も多く悩むところだし、目の健康に直結するので心配でもある。
■ 目次
より明るい方が良いのか?
私が子供の頃、学習机で勉強をしていると、よく母親から「電気スタンドを点けて勉強しなさい!」と言われたものです。私も親も目が悪かったので少しでも目が悪くならないようにという理由からでしょう。
暗いところで字を読むと目に悪くなってしまい、逆に明るければ明るいほど目に良いと思い込んでしまっているところがあるように思います。
しかし、実は「暗い=目に悪い」、「明るい=目に良い」という認識は正しくありません。
目に悪いというのは、簡単に言うと目の負担が大きい状態という事です。
姿勢が悪い状態で勉強したり、スマホのディスプレイを凝視すると、目が疲れてしまいます。
また、電気を消して暗い部屋でデスクライトだけ点けて勉強するのも、一見省エネっぽく経済的そうですが、明るいところと暗いところを視点移動する必要があるため、やはり目の負担が大きくなります。
つまり、
勉強をする時の良い明るさというのは、単純に暗いか明るいかではなく、目の負担が少なくなるように配慮する必要があると言えます。
どの基準で良いデスクライトを判断すれば良いのか?
現在のデスクライトはLEDが主流です。現在では蛍光灯のデスクライトは市販品でも学習用でもほとんどありません。
今は間違いなくLED一択!
私の子供の頃は蛍光灯が当たり前でしたが、学習用デスクライトでLEDが当たり前になったのは2011年の東北地方太平洋沖地震以降。震災当時はまだLEDと蛍光灯が併売されていましたが、徐々にLEDに一本化されていきました。
震災以降、コストが下がったことで、学習用でもLEDが当たり前になったと言えます。また、以前は蛍光灯に比べてLEDは演色性が低いと問題視されてきましたが、現在ではその心配はなくなり、むしろ紫外線が強く、熱も発しやすい蛍光灯を選択する理由はありません。
デスクライトの演色性とは? Ra80以上を推奨
先ほど昔のLEDは演色性が低いと話が出ましたので、少し説明しておきたいと思います。
一般的に「演色性」と言う場合、正確には「平均演色評価数」のことを指します。
ここで細かく説明するとわかりにくくなるので簡単に説明するすると
演色性が高いものほど色の再現性が高く、デザイナーやカメラマンなどは高演色のライトを好んで使用します。
子供にもできるだけ高演色のほうが好ましいと言えるものの、高演色のLEDは高価であるうえに、演色性を高めるほど消費電力に対して得られる光束値が小さくなるというデメリットがあります。つまり、コスパが悪いということです(ただし、この2~3年で高演色のLEDの価格はかなり下がってきています)。
JIS(日本工業規格)では演色性についてRa80以上を推奨しており、学習用は当然それ以上、多くはRa85以上となっていますから、まったく問題ないのではないでしょうか。
少し難しい話になりましたが演色性はRa80以上という認識でOKです。
このデスクライトの説明にある「JIS規格AA形相当」とは?
このLEDデスクライトの商品説明にある「JIS規格AA形相当」という言葉について説明しておきましょう。
JIS規格AA形とは以下のように規定されています。
- スタンドの前方半径50cmの1/3円周上:250ルクス以上
- スタンドの前方半径30cmの1/3円周上:500ルクス以上
まあ図で説明するとこんな感じです。👇
ちなみにJIS規格A形というのもありまして、これは半径50cmの1/3円周上で150ルクス以上、同じく半径30cmで300ルクス以上となっています。
つまりAA形とA形を比較するとAA形のほうが明るいというわけです。
デスクライト中心から半径30cmないし50cmのところが規定の明るさを備えているということを示しているわけですね。
また「相当」という記述は、この規定がもともと蛍光灯の時代につくられた基準で、LEDの存在を前提としていないためです。
照度(ルクス)と光束(ルーメン)の違い 基準は1000LX(ルクス)
うーん。この言葉は何度聞いても聞き慣れない言葉なので
私はいつも混乱してしまいます。。。(笑)
照度…光に照らされた机上や部屋の明るさ。単位は「Lx(ルクス)」
光束…照明器具から発せられる光の束(量)。単位は「Lm(ルーメン)」
照度と光束の違いは、図で表すとこんなイメージです。👇
照明器具の光束の値が大きいほど、たくさんの光の束が発せられるというわけです。
対して照度は、照明器具などによって実際に照らされた場所の明るさの値を示しています。
小難しい話になってしまいました。
『結局、どうやねん!』というツッコミに対しては
理想的なLEDデスクライトは眩しさを感じにくい1000ルクス程度で
デスク全体を万遍なく照らせるもの!!!
👆この認識でOKです。
明るければ良いというわけではなく、一方で直下が1000ルクス程度であっても端のほうとの差が大きければ明暗の差が大きいということになり、視点移動による目の負担が大きくなるのです。
LEDデスクライト 【ODS-LDC6KーW】がおすすめ!
大体、デスクライトに必要なスペック的な数値は前述の通り。
数値をクリアしているデスクライトはあるが
中でも ODS-LDC6KーW は非常にバランスが取れておりお勧めです!
LEDデスクライト ODS-LDC6K-Wの購入ポイントを以下に書いておきます。
1 広範囲を明るく照らす円形セード
側面技術を採用した円形セードが疲れ目の原因となる多重影を抑制します。
丸い形ってなかなかないので興味あったのですが、多重影の抑制にも一役買っています。
しかも、細かくいろんな箇所が動くので死角無しって感じです!
これだけ動けば十分でしょう!しかもかなりシッカリしているので重みでズレてくる事も無さそうです。
2 シーンに合わせて選べる無段階調光&3段階調色
ダイヤルスイッチを回して無段階調光、シーンをイメージしたアイコンにタッチするとお好みの光色に調色ができます。
昼白色、昼光色、電球色と3タイプ選べるのでシーンに合わせて使えるので便利です。
昼白色での使用感はこんな感じです。かなり広範囲に平均して明るいので子供も見やすそうです。
👇このJIS規格 AA形準拠ってのが効いているんでしょうね。しかも無段階調調光ができる点も気が利いてるなぁと感じます。
3 自動OFFタイマー機能
TIMERアイコンにタッチすると45分の自動OFFタイマーを設定。
消し忘れ防止に役立ちます。
結論!【ODS-LDC6KーW】で後悔はないでしょう!
【ODS-LDC6KーW】を購入しても後悔はかなり少ないと思います。
私自身が購入して使ってみても『最近のLEDデスクライトは非常に進歩しているなぁ』と正直感心してしまいます。
特に子供が使う物なのでキチンといろんな基準値をクリアしている物が望ましいのではないでしょうか。
値段は。。。ちょっぴり高いかなと最初思いましたが総合的には良い買い物をしたと思います。
これで子供の成績が上がれば文句なしだが、さてさてどうなる事やら(笑)。